今日もまた、携帯は鳴らない・・・
2002年1月25日どうやら、最初から読んで下さっている
ありがたい読者さんがいるようなので
そろそろ日記も再開しないと・・・
と思った今日この頃。
結局、クリスマスの日は、
Kさんのお母さんが車を使っていて、
夜中の1時半まで帰ってこず、
約束はパーになってしまった。
前に会ったのって、いつだったっけ・・・
それさえ忘れてしまうほど
もう長いこと会っていない。
先週の火曜日、急に携帯が鳴る。
Kさんだ。
「いや、どうしてるかなぁって思って・・・」
口では決して言わないけど、あたしには分かる。
・・・お金がなくなってきたんだ。
彼があたしのところに電話してくるのは
大概、お金がなくなった時だ。
案の定、金曜日にまだ電話がかかってきた。
「何か具合が悪くてさ、病院に行きたいんだけど
余裕がないんだよな・・・」って。
次の日に、相模大野まで行く用事があったので
とにかく、あたしもきついから
病院代だけ、という約束をする。
次の日になって、家を出る前に電話すると
「具合が悪くて起きられない、
やっぱり今日は無理」と言われる。
家の近くまで持っていこうか、と聞いたが
いい、と言われる。
明日がダメなら、明後日の月曜日しかない。
・・・そういう巡り合わせなんだ。
あたしは、もう一生、
彼には会えない気がした。
あたしはもう、どうでもよくなった。
「じゃぁさぁ、月曜日の朝に
銀行に振り込んでおくよ。」
「ああ・・・その方がいいや・・・」
月曜日、あたしは朝から人に会う約束があったから
銀行が開くと同時に入って
彼の口座に病院代を振り込む。
まだ早いから、寝てるかもしれないが、
この後は、いつ電話出来るか分からないから
銀行を出てすぐ電話する。
・・・つながらない。
3度ほどかけて、やっと留守電にはつながった。
とりあえず用件だけ録音する。
その後は一日中、電話が気になって
仕方がなかった。
何度も携帯を覗き込む。まだ電話は鳴らない。
あたしの方の用事は、泊り込みになってしまい
予想外の展開になった。
たとえ電話がなっても、出られそうにない・・・
それでも、携帯だけはずっと気にしていた。
でも、その日一日、携帯は鳴らなかった・・・
病院代だけだったもんな。
別にありがたいとも何とも思わないか。
そうだよね、だってKさんは
あたしのことなんて何も
心配しちゃいないんだから。
もう、やぶれかぶれだ。
今までKさんのことを忘れた日はなかったけど、
正直、「もう、忘れよう・・・」
と、本気でそう思った。
あくる日。
何となくさっぱりとした気持ちで家路に着く。
車で家まで送ってもらい、
ふと、その日になってからは
全く気にしていなかった携帯を覗き込んだ。
不在着信・・・Kさんだ!
ほんの数時間だけ忘れていた感情が蘇った。
すぐに電話をしようとしたが、
ひょっとしたら仕事中かもしれない、と思い、
夕方まで待ってみた。
5時過ぎ。電話をかけてみる。
・・・つながらない。
2度かけて、やっとつながった。
「あ、すいませ〜ん、今、まずいんですよ〜。」
完璧に、仕事中モードだ。
「分かった。じゃ・・・」
「申し訳ありませ〜ん。」
最後の彼の言葉を、ほとんど聞かずに切った。
その日も、合唱の練習があって、
たとえ電話がかかってきても、
出られる状態ではなかったが、
そんな心配をよそに、彼は電話してこなかった。
・・・やっぱり、そういう巡り合わせなのだ。
もう、彼から電話がかかってくることは
ないのではないだろうか。
もう、彼に会うことも
ないのではないだろうか。
今日もまた、携帯は鳴らない・・・
ありがたい読者さんがいるようなので
そろそろ日記も再開しないと・・・
と思った今日この頃。
結局、クリスマスの日は、
Kさんのお母さんが車を使っていて、
夜中の1時半まで帰ってこず、
約束はパーになってしまった。
前に会ったのって、いつだったっけ・・・
それさえ忘れてしまうほど
もう長いこと会っていない。
先週の火曜日、急に携帯が鳴る。
Kさんだ。
「いや、どうしてるかなぁって思って・・・」
口では決して言わないけど、あたしには分かる。
・・・お金がなくなってきたんだ。
彼があたしのところに電話してくるのは
大概、お金がなくなった時だ。
案の定、金曜日にまだ電話がかかってきた。
「何か具合が悪くてさ、病院に行きたいんだけど
余裕がないんだよな・・・」って。
次の日に、相模大野まで行く用事があったので
とにかく、あたしもきついから
病院代だけ、という約束をする。
次の日になって、家を出る前に電話すると
「具合が悪くて起きられない、
やっぱり今日は無理」と言われる。
家の近くまで持っていこうか、と聞いたが
いい、と言われる。
明日がダメなら、明後日の月曜日しかない。
・・・そういう巡り合わせなんだ。
あたしは、もう一生、
彼には会えない気がした。
あたしはもう、どうでもよくなった。
「じゃぁさぁ、月曜日の朝に
銀行に振り込んでおくよ。」
「ああ・・・その方がいいや・・・」
月曜日、あたしは朝から人に会う約束があったから
銀行が開くと同時に入って
彼の口座に病院代を振り込む。
まだ早いから、寝てるかもしれないが、
この後は、いつ電話出来るか分からないから
銀行を出てすぐ電話する。
・・・つながらない。
3度ほどかけて、やっと留守電にはつながった。
とりあえず用件だけ録音する。
その後は一日中、電話が気になって
仕方がなかった。
何度も携帯を覗き込む。まだ電話は鳴らない。
あたしの方の用事は、泊り込みになってしまい
予想外の展開になった。
たとえ電話がなっても、出られそうにない・・・
それでも、携帯だけはずっと気にしていた。
でも、その日一日、携帯は鳴らなかった・・・
病院代だけだったもんな。
別にありがたいとも何とも思わないか。
そうだよね、だってKさんは
あたしのことなんて何も
心配しちゃいないんだから。
もう、やぶれかぶれだ。
今までKさんのことを忘れた日はなかったけど、
正直、「もう、忘れよう・・・」
と、本気でそう思った。
あくる日。
何となくさっぱりとした気持ちで家路に着く。
車で家まで送ってもらい、
ふと、その日になってからは
全く気にしていなかった携帯を覗き込んだ。
不在着信・・・Kさんだ!
ほんの数時間だけ忘れていた感情が蘇った。
すぐに電話をしようとしたが、
ひょっとしたら仕事中かもしれない、と思い、
夕方まで待ってみた。
5時過ぎ。電話をかけてみる。
・・・つながらない。
2度かけて、やっとつながった。
「あ、すいませ〜ん、今、まずいんですよ〜。」
完璧に、仕事中モードだ。
「分かった。じゃ・・・」
「申し訳ありませ〜ん。」
最後の彼の言葉を、ほとんど聞かずに切った。
その日も、合唱の練習があって、
たとえ電話がかかってきても、
出られる状態ではなかったが、
そんな心配をよそに、彼は電話してこなかった。
・・・やっぱり、そういう巡り合わせなのだ。
もう、彼から電話がかかってくることは
ないのではないだろうか。
もう、彼に会うことも
ないのではないだろうか。
今日もまた、携帯は鳴らない・・・
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