ようやく、夕方になって雪が止み始めた。
よかった。
このまま降り続いたら、危うく
灯油を買いに行けなくなるところだった。
こんな寒い日に灯油がなくなったら
間違いなく、凍死だ。

灯油缶を乗せたキャリーをゴロゴロひいて
18:30頃、家に着く。
バッグから携帯を引っ張り出すと、
新しく着信記録が残っていた。
灯油を買っている間にかかってきたらしい。
誰からだろう・・・

Kさんだ!(←彼のコトです。
最近、下の名前で呼び合うようになったらしい。)

Kさんにしては珍しく、留守電が残っている。

「俺、クリスマス、暇なんだけど、
暇かな〜と思って電話しました。
電話下さい。」

月曜日に、「ぎっくり腰になった!」と
電話かけてきた時もそうだったが、
何だか妙に声が元気だ。

折り返し、電話する。

「仕事中?」
「ううん、ちょっと買い物に行ってたから
電話、出られなかった・・・」
「あ、そうなんだ。
でさ、俺、クリスマス、暇なんだけど・・・」
「うん。あたしも何もないよ。」
「遊ぶか!」
「うん、いいよ。」

考えてみれば、あたしは
あまり嬉しそうな声ではなかったかもしれない。
でも、ホントはすっごく嬉しかった。
ほとんど期待はしていなかった。
でも、本当は、心のどこかで
「クリスマス、誘ってくれないかな・・・」
と、ちょっとだけ、思っていた。
だからあまりにも嬉しくて、
かえって、どうしたらいいのか
分からなくなってしまった。

「じゃ、また電話するわ。」
「うん、分かった。」

直前まで、予定をはっきり決めない人。
だから、正直言ってまだ心配。
いきなりキャンセルになる可能性もあるからね。

でも、誘ってくれたことは事実だから。

それで十分です。

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