昨日、彼は
「塩狩峠」の他にも
何冊か、本を教えてくれた。

「霧のむこうのふしぎな町」
柏葉幸子さんの作品である。
小学生向けの本ではお馴染みの
講談社青い鳥文庫から出ている。
(彼は、青い鳥文庫じゃないやつを
持ってるらしいんだけど、
そっちはもう絶版になってるみたい・・・)

昨日、教えてもらって、
タイトルを見ただけで、
「読みたい!」と思ってしまい、
今日、新しいバイト先の面接のあと、
昨日と同じ本屋に行って、購入した。
「塩狩峠」も読んでしまっていたから
また、イトーヨーカドーの地下で
夢中になって読んでた。
これは、あっという間に読んでしまった。
きっと彼はこの本を
小学生くらいの頃に読んだのではないかしら。
そうすると・・・
ちょうどあたしが生まれたくらいの頃に
読んだのかもしれない。
よっぽど印象に残ってたんだね。
こんな年まで覚えてるなんて・・・

びっくりさせてやろうと思って
「2冊とも読んでしまいました(^^)」
ってメールした。
すると・・・なんと返事が
メールではなくて電話で来たからびっくり!!
びっくりしたけど、嬉しかった。
「もう読んだの?早いな(^^;)」
って、笑ってた。
昨日、読み進めるのが遅いって話を
したばっかりだったからね。
「どうだった?」って聞かれたけど
何かうまく答えられなかった・・・
「主人公が、あたしに似てるような気がしたし、
Aさん(<彼)にも似てるような気がした。」
って言ったら、笑ってるだけだったけど(^^;)

文明開化の後で、
人々がちょっと賢くなってきた中で、
真っ直ぐに、純粋なままで
生きていく主人公はあたしに似てる。
自分のことは後回しにしてでも、
困っている人を助けようとする主人公は
彼に似てる。
率直に、そう思ったから。

そういえば、
「霧のむこうのふしぎな町」の感想は
全然話してなかったな・・・
明日にでも話そう。
「『誉められること』のありがたさ」
を学んだって。

もっともっと読みたくなった。
今度は何を読もうか・・・
ミヒャエル・エンデの
「はてしない物語」・・・あれにしよう!
でも、「モモ」も
もう一回、読みたいな。
今だったら、また感じ方が
違ってるかもしれないし。

もっともっとたくさん本を読もう。
少しでも彼の世界に近づけるように・・・

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